London Cemeteries Walking / ロンドン墓地めぐり - イギリス

「お墓」「墓地」というと「暗い」「じめじめしている」といったイメージですが、別の見方をすれば「静か」で「緑豊か」。ロンドンでは天気のいい日に墓地を散歩する人、ジョギングする人など様々にいます。「墓地を楽しんだらバチ当たり」という意見もありますが、有名人のお墓のある墓地は「見学ツアー」も組まれるほど。
わざわざ行くほどでもないけど、時間があったら行ってみるといい(かもしれない)ロンドンの墓地の写真をまとめてみました。

Highgate Cemetery

まずはガイドブックにも掲載されている有名墓地「ハイゲイト(ハイゲート)墓地」から。埋葬されている人は近代の有名人ばかりで、墓地というわりには賑やかです。
見学には入場料が必要。墓地東側はいつでも見学可能ですが、西側を見学するには見学ツアーの予約が必要となります。
高級住宅地ハイゲイトの名前がついていますが、最寄りの地下鉄駅はArchway/アーチウェイというイマイチ寂しい(というより物騒な)雰囲気の場所なので、日が沈み始めたら行くのはあきらめましょう。

ハイゲイト墓地 ハイゲイト墓地 ハイゲイト墓地 ハイゲイト墓地 ハイゲイト墓地 ハイゲイト墓地

メインロードから外れるとほとんどの墓石は緑に埋もれ、そこに誰が眠っているのか分からないレベルですが、晴れた日はそれすら不気味には見えません。
そして、凝った墓石が多いのがここの特徴。DQに出てくる「動く石造」の頭部分だけのような墓石が、この墓地の一番の見どころ、「資本論」で有名な Karl Marx's Tomb/カーク・マルクスのお墓。「誰が入ってるのか分かりやすい墓だな」と思った以外、この人に関する知識は何もない私です。

ちなみに近くにはこんな素敵なお屋敷があります。なんでも美術家たちの住むコミュニティだそうです。

ハイゲイト墓地 ハイゲイト墓地

Wimbledon Cemetery

テニスで有名なウィンブルドンの駅から少し離れた場所にある墓地。わざわざ行くような場所でもありませんが、わざわざ行ってみたので1枚。

ウィンブルドン墓地

West Norwood Cemetery

世界の7大ダンジョン」という記事に掲載されているウェスト・ノーウッドにある墓地。山のようになっていて、その頂上部分には火葬場があります。地下には巨大な地下共同墓地(カタコンベ)があり、20万近くの人々が葬られているのだそうです。

…が、実際行ってみるとカタコンベに関する記述は墓地入り口に貼られたA4コピー用紙の中の数行のみ。
「カタコンベは老朽化のため現在閉鎖しています。インターネットで素晴らしい写真が公開されているので、そちらをご覧ください。」

ウエストノーウッド墓地 ウエストノーウッド墓地

地上を歩いても、雑然とした墓地が広がるのみ。巨大な地下墓地があるようには思えません。しかし、ロンドンで一番メジャーな地図「London A to Z」には確かに「Catacombes」と入口の場所が記載されています。研究者や親族など限定的に見学ツアーが開催されているようです。

St Martin in the Fields

そして最後はロンドンど真ん中、トラファルガー広場、ナショナルギャラリーの横にあるセント・マーチン教会の地下聖堂。ここは「Café in the Crypt/カフェ・イン・ザ・クリプト(地下聖堂カフェ)」という名前のカフェ・レストランになっています。以前はわかりにくい場所に入り口がありましたが、今はエレベーターも完備の入り口があり、1人でも入りやすくなっています。
墓石を踏んでも、上で椅子を引きずっても怒られません。
トレーに好きな食べ物や飲み物を乗せ、最後に会計するタイプ。朝はイングリッシュ・ブレックファースト、午後にはアフタヌーンティーセット、夜はコンサート付きディナーがあったりで、ロンドン中心部にしては雰囲気もよく、値段も高くないのでオススメです。

曜日限定で教会をカフェにしたり、墓地をカフェにしたりというのは欧州では珍しいことではありません。見つけたら入ってみるといいかもしれません。

セントマーティン地下 セントマーティン地下
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